VAIO SZ94をSSD化 [パソコン・インターネット]
随分前にVAIO C1という小型PCのHDD換装して以来、PCの内部操作だったので、若干の不安を抱えつつ、HDDアクセスが頻発して猛烈に遅くなってしまったVAIO SZ94のHDDをSSDに載せ替えた。
(お約束ですが・・・)
※こういった改造を行うと、以降、メーカー保証その他、一切の保証が効かなくなることを承知で、あくまでも自己責任の下で行った作業です。また掲載内容はあくまでも私が個人的に行ったことであり、推奨するものではありません。また改造に対する責任を負うものでもありません。
今回のターゲットとなったVAIO SZ94は、元々Vistaマシンで、Windows7をアップグレードでインストールしたもの。内蔵HDDの容量は100GB。
先ずは用意したものから。
(1)VAIO本体 VAIO SZ94 (以下、SZ94と表記)
(2)換装用の2.5インチSSDドライブ
容量やメーカーによって価格は様々。今回はちょっと自信がなかったので、180GBのもの。
Intel SSD 330 Series Maple Crest 180GB MLC 2.5inch 9.5mm Reseller Box SSDSC2CT180A3K5
をAmazonで購入。購入時点での価格は11,421円。
(3)SATA←→USB変換コネクタ
近所のマルツ電波で購入。2,000円弱。
(4)ディスクコピーツール
「HD革命」を購入。仕事柄のライセンスで購入したのでAmazon価格2,972円。
(5)工具
プラスドライバー、プラス精密ドライバー(ネジに適合するものを強く推奨)
というわけで、約1万7千円かけたことになる。
次に作業手順。先ずはうまくいかなかった手順から。
(1)SZ94にSATA/USB変換コネクタ経由でSSDドライブを接続。
(2)HD革命で内蔵HDDを丸ごとSSDへコピー。
(3)換装
この手順では、(2)でアウト。始めにHDDをCHKDSKでチェックするんだけど、めちゃくちゃ待たされた後「ディスクに不具合が見つかったので再起動」になってしまい、ひどく時間を取られた挙げ句、2度目も同様のメッセージ。
そこでCHKDSKをスキップして無理矢理コピーをスタート。約3時間半かけて94%までコピーが進んだところで突如SZ94が再起動。Windowsの起動画面のまま、うんともすんとも言わなくなった。
チーン。
次にうまくいった手順。
(1)換装(作業時間は約20分)
(2)HDDをSATA/USB変換コネクタ経由でSZ94に接続。
(3)HD革命をCDブートで起動して、HDDを丸ごとSSDへコピー。
丸ごとコピーするときにはCHKDSKをスキップした。約2時間半かけてコピーが終わり、再起動したらWindowsが動いた。一旦再起動するようにメッセージが出て冷やっとしたけれど、起動後はHDDで動いていたときの環境そのもので、HDDを必死にアクセスして超モタモタモタモタしていたのが「うそっ!」ていうくらい速く動くようになった。大成功。
どうやって処分しようかと思っていたヨボヨボマシンがここまで蘇ると感動もんです。
さて、今更こんな古いマシンを改造しようなんていう人もいないと思うけど、何かのときのために、一応換装の様子を記録しておくことにする。
(1)マシンをシャットダウン。
(2)ACアダプタ、バッテリーを外す。
(3)本体を裏返して、ネジを4カ所外す。
▲写真赤丸部分。写真上部中央のネジだけ、やや長い
(4)キーパッド部分を外す。2カ所ツメで止まっているので、マイナスドライバーでツメを押し込みながらキーパッド部分を浮かす。
▲ツメは左右両端にある。キーパッドを外す前でも、よーく見るとツメが見つかる。
(5)メインボードとフィルム状ケーブルで繋がっているので、キーパッドはそのままディスプレイにもたれかかせておく。
(6)パームレスト部分を外す。ネジは3カ所。+の溝がとても細いので、精密ドライバーが必要だった。
写真が無いけれど、このパーツもフィルム状のケーブルで繋がっているけど、この下にHDDがあるので、マザーボードのコネクタ部分からフィルムを外さなければならない。
かなり繊細な形状の抑えを持ち上げると(もちろん先端の細い道具を使用のこと)抜ける。
(7)左下にHDDが登場。ネジを3カ所外すのと、コネクタ部分を外し、HDDを恐る恐る慎重に取り出す。SATAコネクタはその後に外す。
▲赤丸部分がネジ。黄緑の丸の部分がコネクタ。これはあっさり抜ける。HDD右側の茶色いフィルム状のものがSATAコネクタとマザーボードを繋ぐ。
(8)HDDの上下に固定用金具が付いているので、ネジ2本ずつを外す。
この金具はSSDに取り付け直して再利用する。向きを間違えないように。
以下は、HDDがあった場所にSSDを元通り収める作業。
(9)SSDに金具を付け直す。
(10)SSDにSATAのコネクタを接続する。
(11)HDDがあった場所にSSDを収め、ネジ止めする。
(12)マザーボードに(写真の黄緑の丸部分だった)コネクタをはめる。
(13)パームレストを復旧。
フィルム状のコネクタ。扱い注意。
(14)キーパッドを普及。
キーパッドの下に3本のツメがあるので、これを差し込みながら、上の2本のツメで固定。
この時点ではパッドの中央部分が浮いて、フニャフニャしているけれど問題ない。
(15)ディスプレイをたたみ、PC本体を裏返す。
(16)最初に外したネジで固定したら出来上がり。
これでキーパッドもしっかり固定される。
工具の扱いなどに慣れていれば、30分もかからない。まあ慌てる作業でもないので、ネジをどこかへ飛ばして失くさないように、その辺りは慎重に。
▲この画面で、プログレスバーが100%になるまでに2時間半以上。只管待つのみ。
(お約束ですが・・・)
※こういった改造を行うと、以降、メーカー保証その他、一切の保証が効かなくなることを承知で、あくまでも自己責任の下で行った作業です。また掲載内容はあくまでも私が個人的に行ったことであり、推奨するものではありません。また改造に対する責任を負うものでもありません。
今回のターゲットとなったVAIO SZ94は、元々Vistaマシンで、Windows7をアップグレードでインストールしたもの。内蔵HDDの容量は100GB。
先ずは用意したものから。
(1)VAIO本体 VAIO SZ94 (以下、SZ94と表記)
(2)換装用の2.5インチSSDドライブ
容量やメーカーによって価格は様々。今回はちょっと自信がなかったので、180GBのもの。
Intel SSD 330 Series Maple Crest 180GB MLC 2.5inch 9.5mm Reseller Box SSDSC2CT180A3K5
をAmazonで購入。購入時点での価格は11,421円。
(3)SATA←→USB変換コネクタ
近所のマルツ電波で購入。2,000円弱。
(4)ディスクコピーツール
「HD革命」を購入。仕事柄のライセンスで購入したのでAmazon価格2,972円。
(5)工具
プラスドライバー、プラス精密ドライバー(ネジに適合するものを強く推奨)
というわけで、約1万7千円かけたことになる。
次に作業手順。先ずはうまくいかなかった手順から。
(1)SZ94にSATA/USB変換コネクタ経由でSSDドライブを接続。
(2)HD革命で内蔵HDDを丸ごとSSDへコピー。
(3)換装
この手順では、(2)でアウト。始めにHDDをCHKDSKでチェックするんだけど、めちゃくちゃ待たされた後「ディスクに不具合が見つかったので再起動」になってしまい、ひどく時間を取られた挙げ句、2度目も同様のメッセージ。
そこでCHKDSKをスキップして無理矢理コピーをスタート。約3時間半かけて94%までコピーが進んだところで突如SZ94が再起動。Windowsの起動画面のまま、うんともすんとも言わなくなった。
チーン。
次にうまくいった手順。
(1)換装(作業時間は約20分)
(2)HDDをSATA/USB変換コネクタ経由でSZ94に接続。
(3)HD革命をCDブートで起動して、HDDを丸ごとSSDへコピー。
丸ごとコピーするときにはCHKDSKをスキップした。約2時間半かけてコピーが終わり、再起動したらWindowsが動いた。一旦再起動するようにメッセージが出て冷やっとしたけれど、起動後はHDDで動いていたときの環境そのもので、HDDを必死にアクセスして超モタモタモタモタしていたのが「うそっ!」ていうくらい速く動くようになった。大成功。
どうやって処分しようかと思っていたヨボヨボマシンがここまで蘇ると感動もんです。
さて、今更こんな古いマシンを改造しようなんていう人もいないと思うけど、何かのときのために、一応換装の様子を記録しておくことにする。
(1)マシンをシャットダウン。
(2)ACアダプタ、バッテリーを外す。
(3)本体を裏返して、ネジを4カ所外す。
▲写真赤丸部分。写真上部中央のネジだけ、やや長い
(4)キーパッド部分を外す。2カ所ツメで止まっているので、マイナスドライバーでツメを押し込みながらキーパッド部分を浮かす。
▲ツメは左右両端にある。キーパッドを外す前でも、よーく見るとツメが見つかる。
(5)メインボードとフィルム状ケーブルで繋がっているので、キーパッドはそのままディスプレイにもたれかかせておく。
(6)パームレスト部分を外す。ネジは3カ所。+の溝がとても細いので、精密ドライバーが必要だった。
写真が無いけれど、このパーツもフィルム状のケーブルで繋がっているけど、この下にHDDがあるので、マザーボードのコネクタ部分からフィルムを外さなければならない。
かなり繊細な形状の抑えを持ち上げると(もちろん先端の細い道具を使用のこと)抜ける。
(7)左下にHDDが登場。ネジを3カ所外すのと、コネクタ部分を外し、HDDを恐る恐る慎重に取り出す。SATAコネクタはその後に外す。
▲赤丸部分がネジ。黄緑の丸の部分がコネクタ。これはあっさり抜ける。HDD右側の茶色いフィルム状のものがSATAコネクタとマザーボードを繋ぐ。
(8)HDDの上下に固定用金具が付いているので、ネジ2本ずつを外す。
この金具はSSDに取り付け直して再利用する。向きを間違えないように。
以下は、HDDがあった場所にSSDを元通り収める作業。
(9)SSDに金具を付け直す。
(10)SSDにSATAのコネクタを接続する。
(11)HDDがあった場所にSSDを収め、ネジ止めする。
(12)マザーボードに(写真の黄緑の丸部分だった)コネクタをはめる。
(13)パームレストを復旧。
フィルム状のコネクタ。扱い注意。
(14)キーパッドを普及。
キーパッドの下に3本のツメがあるので、これを差し込みながら、上の2本のツメで固定。
この時点ではパッドの中央部分が浮いて、フニャフニャしているけれど問題ない。
(15)ディスプレイをたたみ、PC本体を裏返す。
(16)最初に外したネジで固定したら出来上がり。
これでキーパッドもしっかり固定される。
工具の扱いなどに慣れていれば、30分もかからない。まあ慌てる作業でもないので、ネジをどこかへ飛ばして失くさないように、その辺りは慎重に。
▲この画面で、プログレスバーが100%になるまでに2時間半以上。只管待つのみ。
はじめまして、只今、SZ94の再起を掛けた改造を行っている者ですが、お知恵を拝借いたしたくコメント書き込み致しました。
現在、SSD換装&win7proのクリーンインストは出来ましたが、独自キーのs1、s2が機能しません。
vistaからアップグレードされたご様子ですが、s1、s2キーは機能しているのでしょうか?
もし動くのであれば、OSの再購入も視野にいれてます、なんせうちのはVISTAHOMEでオーダーした奴なんですね。
by tac-an (2013-07-09 23:40)