紙フィルム映写機 [つくる]
いつも楽しく拝見しているHyaruさんの「備忘ログ」で見つけた、
「大人の科学マガジン Vol.15 『紙フィルム映写機』」
というのを、Amazonで購入。今日届いたので、早速娘と組み立てて映写してみました。
仕組みは簡単なのですが、猛烈に手間がかかりました。
映写機全体はこんな形。右上の円筒部分にレンズ、その左側の内部に豆電球を使った紙を反射投影する機構が組み込まれています。
豆電球1個だけの明かりなので、部屋を真っ暗にしないとあまりはっきり見ることができません。書籍の解説には高輝度LEDに改造するアイデアが掲載されていますが、手元に無くてチャレンジできていません。
この程度のキットなので、ネジ止め、はめ込み、セロテープや爪楊枝での工作ぐらいで、大した手間はかからず出来上がります。
しかし・・・
紙フィルムの拡大写真をご覧下さい。フィルムには1コマずつ送るために小さな穴が開いているのがわかりますか?
もちろん、ミシン目が付いているんですが、これを1コマずつ、爪楊枝でプチプチと穴を開けていくんです。これが途方も無く大変な作業で、作業が終わる頃には投影して見ようという意欲さえすっかり萎えてしまったほどです。
娘は映像を見たがったので、そんなことも言っていられなかったんですが。
映写機自体をしっかり固定した上で、ハンドルをグルグル回すと、紙フィルムがカッタンカッタンと1コマずつ送られ、確かに動画として見ることができます。
機構は簡単、とは言いましたが、見事なアイデアですね。
本当はオリジナルのアニメーション作りもしたいなぁ、なんて軽い気持ちで購入ボタンをクリックしたんですが、だいぶ考えが甘かったようです。
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