dsPIC接続7セグメントLEDボード [追記あり] [エレクトロニクス]
連日エントリーしているdsPICマイコンの話題、第3弾。
「トランジスタ技術」誌8月号の記事から、7セグメントLEDボードを製作しましたので、ご紹介します。
トップの写真が基板全体の様子。手元にコモン端子無しの集合抵抗が無かったので、バラバラの16本の抵抗を使いました。1本だけカラーコードの向きを間違えちゃいました^^;;;
dsPICマイコンから僅か2本の信号線だけで7セグメントLEDにデータを表示、つまり、シリアル通信機能を利用した回路になっています。
7セグメントLEDボード側のシリアル通信インタフェースICは写真の74LV8153Nです。今回初めて使った石ですから、もちろん新規購入。次回エントリーでご紹介するLEDマトリクスボードで使ったICと共に、通信販売で手に入れました。
※ここから誤記です。
7セグメントLEDを2個駆動するため、インタフェースICも2個必要ですが、記事の回路では全く同じ信号を接続しているため、2桁のLEDには同じパターンでしかセグメントのON/OFFが切り替えられません。
うーん、実際に製作するのは一桁だけでもよかったかな。
[9月18日 追記]
配線ミスでした。2個のインタフェースICは別々にアドレシングできる回路でした。
お恥ずかしい・・・
※ここまで。
マザーボードとの接続には、あれこれ迷った挙句、手元にあった丸ピンソケットを5ピンにカットしたものを利用しました。
2段重ねになっているのは理由があります。丸ピンソケットにフラットケーブルの先端をばらしてハンダメッキしたものを挿入しているんですが、基板に直接挿入してしまうと、取り外したり接続したりが面倒なので、基板側とフラットケーブル側に分けたんです。
これが今回使用したカソードコモン・タイプの緑色7セグメントLEDです。1個100円強。それでも直に付けてしまうともったいないので、これまた丸ピンソケットを使って、着脱できるようにしました。
実は後の回路で役立ちます。(この2個の7セグメントLEDが再利用できます)
型番KW1-391C2で調べてみると、メーカーは「Lucky Light社」。オランダのメーカーらしいのですが、オランダ語なんてチンプンカンプンなので、さっぱりわかりません。LEDの高さ1cmが約0.39インチなので、この数字らしいです。
最後の写真は実際に動作しているところ。7セグメントLEDの輝度が低いために、スモークのアクリル板か何かでカバーしないと可読性がひどく悪くなっています。
プログラムは本誌付録CD-ROMのものを使いました。00からFFまでカウントを繰り返すのですが、タイマーがちょっと長過ぎていたので、3分の1程度に縮めて、すらすらカウントするようにしてみました。
この基板ではこの程度の実験だけにとどまります。でも、こんな簡単な回路でシリアル通信が実現できているのは面白いですね。
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