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北京・蘇州・上海旅行記 第3話 世界遺産・万里の長城 [北京・蘇州・上海旅行]

11/27 6:38

 大移動の第2日目スタート。まずは腹ごしらえから。しっかり食べておかないと、約1,300kmの移動、体がもちませんから ^^;;;

11/27 7:01

 夜遅くに着いて、早朝に出発なので、僅か10時間ほどしか滞在しなかった北京のホテルの外観です。インターネットもバッチリ使えちゃったもんですから、一層寝不足です。

11/27 7:18

 北京の朝です。開発が急ピッチに進む北京市内ですが、こんな古い街もまだ残っているんですね。このあたりも開発の波に飲み込まれちゃうんでしょうか。文明は進んで文化が潰され、消される。そんな景色を見た思いでした。

11/27 7:23

 自動車が急増してはいるものの、やっぱり自転車なんですね。一昨年の台北ではスクーターだらけでしたが、北京の朝はこんな感じです。

11/27 7:27

 かと思えば、こんな長~~~い路線バスが走っていたり。しかし長いバスですね。曲がれるのかな?

11/27 7:31

 ゆうべ天安門広場で見た月が、まだ残っています。

11/27 7:52

 1時間近く走って、ようやくオリンピック競技場付近にたどり着きました。ここだって北京市内。広い都市です。
 まだ工事の真っ最中なので、バスの車窓からの見学。愛称「鳥かご」のメインスタジアムが遠くに霞んで見えます。
 急ピッチで工事が進んでいるとのことですが、しかし、来年8月8日の開幕、本当に間に合うんでしょうか。
 このすぐ近くの選手村は、建物がだいぶ完成しているようでしたが・・・
 選手村はオリンピックで使用後、一般に売られることが決まってるんだそうです。

11/27 8:09

 オリンピック会場付近を見終わって、万里の長城へと向かいます。その途中も何度か渋滞にはまりました。
 北京の渋滞は深刻なので、そのうち、日付が奇数の日は、自動車のナンバープレートの下一桁が奇数の車だけ、っていう規制をしくかも、ってことだそうです。
 走行中で気になったこのトラック。3輪車のようなものをたくさん積んでいて、それがバスの横を走ったり、前に割り込んできたり。何でもかんでも、日本で見かけないものが物珍しくてしょうがありません。シャッターを切りまくりながらバスは進みます。

11/27 8:32

 高速道路を走り続けると、遠くに山並が見え始め、やがて山間に入りました。私の中にある「山」とは随分と印象が違っています。いわゆる岩山なんでしょうか。
 北京は大理石の産地でもあるんだそうです。

 やがて、車窓から遠くに万里の長城がちらちら見え始め、わくわく感が高まってきました。高速道路を下り、くねくね道をしばらく走ると、今回の訪問場所「八達嶺」に到着。ホテルを出る前に言われてはいましたが、北京市内より更に気温が低いんです。寒い!
 耳あて、手袋に加えて、薄手のウインドブレーカーをズボンの上から重ね着しました。これでちょうど良いくらい。

 現地女性ガイドさんの勧めで、眺めのいい場所で団体写真を撮っていると、観光地によくいる写真屋さんらしき男性が、ガイドさんに文句を言い始めました。

 「こんなところでトーシローに写真撮られたら、商売にならんだろ!」
 「いいじゃない!一枚だけ。一枚っ」
 「うりゃぁ、やめろぉ。こらこらっ」

って、中国語がわかるわけじゃありませんが、そんな剣幕。でも結局女性ガイドさんが押し切っちゃいました。強~い ^^;;;

11/27 8:59

 はい、これが入場券。渡された時はかなり厚めだったんですが、入場ゲートをくぐっって受け取ったら薄くなってました。最初に確認しておかなかったので、カードを薄く剥ぎとったのか、替わりに別のカードが出てきたのか、わからずじまい。残念。

11/27 8:59

 右手、写真の方向が「女坂」、反対側が「男坂」。女坂のほうが、まだ登りやすいってことで、今回は全員こちら側を登ることにしました。それでも軽く200~300メートルの高さを登らなくてはならないようです。
 行ってみて初めてわかったんですが、万里の長城って坂道や階段だらけで、物凄い高低差を登るって観光地なんですね。

11/27 9:06

 少し登って振り返ると、男坂が山の峰に延々と続く様子が見えます。いやはや、とんでもないものを作ったもんですね。

11/27 9:14

 ううう、こんな急坂を目の前に、既に息が切れまくってます。携帯電話を見ると、おお、ちゃんと電波が届いている。数年前にこの地を私の両親も訪れているので、ここから実家へ電話。父がとても懐かしんでいました。
 ん~、でも、通信の発達は便利な反面、ちょっと旅情を削がれるかな。

11/27 9:22

 はい、取りあえず目標とした場所までは頑張って登り切りました。その証拠の写真です。こんな場所にも土産物屋さんがあります。
 ここで商売をしているおばちゃんたち、毎日ここまで登ってるんでしょうね。たいしたものです。

11/27 9:25

 登りきったって言っても、万里の長城ですから、またその先は延々と続いています。私のグループの中には、更に先まで歩いたり、登ったりした強者がいましたが、私はここまで。十分がんばりました。

 登るのも大変でしたが、山登りと同じことで、下りがもっと大変。最近すっかりメタボリックな体の重さが脚にかかりますから、そう簡単には進めません。手すりという手すり全部にしがみつきながら、少しずつ降りて行きました。

 今回上った女坂を、1枚の写真で表現したカットをどうぞ。この写真で見える一番上まで行ってきました。

11/27 9:09

 駐車場まで下りきると、そこには暖かい土産物屋さんの建物が待っています。お茶は無料。売り子さんがたくさんいて、暖を取る私たちに寄ってきて、土産物を勧めてくれます。パンダの人形があり得ないほどたくさん売られていましたよ。 みんな値切るのを面白がって、売り子さんとあーだこーだ、やってました。

11/27 10:36

 10時20分過ぎ、八達嶺を出発。次は昼食会場へと向かいます。写真は、北京市内最後の砦の部分だとか。このあたりの長城は、普通の装備では到底登れず、登山家たちが登るくらいなんだそうです。

 北京市内から八達嶺まで片道約80km。本日の大移動の、まだほんの少しだけ消化しただけです。ふう。

(第4話へ続く・・・)


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