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北京・蘇州・上海旅行記 第10話 上海最後の夜 [北京・蘇州・上海旅行]

 研修も全て無事終了。黄浦江にかかる大橋、「南浦大橋」を渡って、上海の街中へ戻ります。

 この南浦大橋ですが、1991年開通で、とってもきれいなんです。GoogleEarthで見ても、その見事な姿に圧倒されます。

 もちろん、地上から見ても美しい橋です。この橋がかかる黄浦江は、北へ向かって延びて行き、やがて長江に注ぎ込みます。
 この橋から南側、上流へさかのぼったところにあるアーチ上の橋の両岸が、2010年に開催予定の上海万博会場になるんだそうです。

 黄浦江沿いにあるお茶のお店に行きました。
 茉莉花茶(ジャスミンティー)、鉄観音茶、普洱茶(プーアル茶)、一葉茶など、様々なお茶を入れてくれて、香りや色を楽しんだり、味わいながら、その効能を流暢な日本語で説明してくれました。肝臓や腎臓、血圧、美容などに、それぞれ効能があるんだそうです。プーアル茶は年月を経て熟成させたものほど良いお茶なんですって。

 その後、お土産用にお茶を買うんですが、ちょっと厭な目に遭いました。私は一葉茶を1個と言っているのに、2個買うとおまけが付くなどと、とにかくしつこく言うんですよ。しかも説明してくれた若い柔和な女性じゃなくて、突然しゃしゃり出てきた妙齢の方が、笑顔もなく。
 むっとしちゃいましたが、とにかく「1個でいいんです!」と押し切りました。もうちょっと売り方があると思うんですけどねえ。

 お茶屋さんの建物を出ると、黄浦江の対岸に、例の高層ビルがド~ンと見えます。いやはや高いこと高いこと。GoogleEarthで見ても、ほら、この通りの高さです!

 地震が全くない、っていうのは、これからも変わらないんでしょうか。見事に細長いビルが、文字通り林立していますねえ。

 日も落ちて、いよいよ中国最後の晩。豫園という上海市内では最大級の庭園と商店街が合わさった観光地でほんのちょっとだけ観光です。ここではα100で夜景を撮りまくりました。では、いくつかご覧下さい。

 最後の晩餐は、この豫園の中にあるレストランでフカヒレスープに小籠包、上海蟹と、豪華な食事。どれもこれも美味、絶品でした~♪

 はい、これが私の胃に収まった蟹さんです。身は少ないものの、蟹ミソがたんまり。そのクリーミーな味わいったら、もう筆舌に尽くし難いほど。3年前に行った、ちょっと怪しげなレストランで食べた蟹とは別物でした。

 ごちそうさまでした!

 更に今夜は豪勢ですよ~。この後、上海雑伎団を楽しんだんです。撮影が禁じられていたので、劇場内の写真は無いんですが、劇場外観は、こんな感じ・・・

 こうして最後の夜は更けていくのでした。
 ホテルに戻ってからは、荷造り・梱包に右往左往。万里の長城以来残っている疲れと睡眠不足の重い体を揺り動かしながら、頑張って帰り支度に精を出しました。

 さて、明日は帰国。ホテルを7時過ぎには出発しなければなりません。だんだん畳が恋しくなりつつ、ホテルのベッドに体を投げ込み(・・・どっかで聞いたようなセリフ・・・)、短い睡眠に落ちていったのでした。

(第11話、最終話へ続く・・・)


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あるが

(^^) 佐藤さん、nice!ありがとうございます。
by あるが (2007-12-26 08:43) 

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