北京・蘇州・上海旅行記 第１１話 帰国へ

　上海浦東空港からセントレアへ飛びます。
　いよいよ中国の旅も終わりです。

　帰国する前に、地図で位置関係を見ておきましょう。

　マップ中央を流れているのが黄浦江。４つ並ぶマーカーは、左から順に、ホテル、雑技団の劇場、お茶の実演販売、スパコンの会社。ホテルからスパコンの会社まで20kmほど。
　一つ離れているのが師範大学です。結構遠かったんですねえ。マップで見ると実感できます。

　航空写真に切り替えて、ちょっと拡げて見ると、上海の２つの空港の位置がわかります。左側が国内線の「上海虹橋空港」。右側、海に面した方が国際線用「上海浦東空港」です。

　午前中の便なので、ホテルを7時過ぎには出発して空港に向かいました。車窓から見えたのは巨大なスタジアム。ちょっと空から見てみましょうか。

　上海最大なんですって。8万人収容できるんだとか。凄い～
　空港までは、途中からリニアモーターカーに乗り換えます。

　これがリニアモーターカーの駅。これも空から見てみると・・・

　何だかかっこいいなあ。

　ホームにはこんな看板が。2010年の上海万博のロゴなんですね～。
　リニアモーターカーの駅まではバスだったので荷物も運んでもらえましたが、ここからは全ての荷物を自分たちで運搬。ちょっと厄介でした。
　さー、一気に加速して時速431kmを体験！！！・・・って思っていたのに、300km止まり。なんと朝のうちは騒音や振動の問題からスピードを抑えて走るんだそうです。ん～、残念。あ、ちなみに、車内に速度表示があるので、それで確認できます。
　時速300kmって言っても、物凄いスピード。僅か8分ちょっとで空港に着いちゃいました。

　リニアの全景は、こんな感じ。左上にちょっとだけ見えている黄浦江のあたりがテレビ塔や高層ビルがある場所。白いラインはGoogleEarthのパス機能で私が書いたものです。大ざっぱにコースを示してみました。

　空港で搭乗券が配られました・・・おー、ようやく窓側。航空写真撮りまくりの帰路になりそうです。
　チェックインや荷物検査でバタバタするうちに、搭乗時間になっちゃいました。

　そんな中、最後のモブログのエントリー。N900iGも、これにてお役ご免。外側カメラがダメダメでしたが、ま、何とか使えたかな～

　帰りもまたボーイング737。小さい機体です。無事飛んでね～～～

　離陸して安定すると、間もなく最後の機内食。

　チキンカレーとパン、スイカ、お総菜。一切れのたくあんが嬉しいサービスです♪

　西日本は天気がとても良く、まるで地理の勉強をしているかのように五島列島、九州、豊後水道、瀬戸内を見ながらの飛行でした。もちろんバシバシとシャッターを切りまくりました。
　セントレアに近づくにつれて気流も不安定に。やがて雲の合間に入り、宮崎アニメの雲のシーンみたいな景色を楽しむうち、遂にランディング。

　機内からのラストショット。なんてかわいい機体なんでしょ。

　長々と続いた北京・蘇州・上海旅行記は、ようやく完結です。ここまで読んで下さって、ありがとうございました。

　航空写真を見ながら経路をたどるってお楽しみは、また別のエントリーで、なんて思っています。が、もう年の瀬ですね。中国ネタで年越ししちゃうかも・・・

（完）